創業の思い

侍Spirit!~捨て身の精神性で他を制する~

-日本の再興と自己変革のために-

アベノミクスでうまれた可能性を、生かすも殺すもわれわれ個人の覚悟次第だ。
1980年代の日本は、経済が高度成長を続け、世界からは、ジャパンアズナンバーワンと讃えられた。海外で働く日本人は、日本人であることを誇りに感じていた。

それがいつからか、われわれ日本人は、リスクをとってチャレンジすることをやめた。代わりに、「できない言い訳」ばかりを口にするようになった。行政が許さない、トップが決断しない、中堅クラスが調整に終始している、若者には覇気がない等、耳にする不満は枚挙にいとまがない。そこからは、捨て身の精神性で他を制する侍 Spiritのかけらも見えない。

マクロ環境は悪化の一途だ。長期的な市場低迷により、債権国日本は、こつこつ貯めてきた富の価値を大きく毀損してきた。国家債務は1000兆円近い。

2007-08年には、サブプライム危機が発生し、欧米型資本主義は大きなチャレンジを受けた。本来なら日本が、次世代のルール作りをリードする立場にあったのに、好機を逃したように見える。それどころか、米国でQE(量的緩和)のEXITが議論されるなか、日本が肩代わりをさせられるのではないかとすら危惧される。日本は、このまま静かに衰退し、国民の生活はじり貧になっていくのか?

「日本はこんなはずではない!」と皆どこかで感じているのではないか。90年バブル崩壊以降、逆風の下、日本人は勤勉に働き堅実に貯蓄してきた。当時1000兆円であった個人金融資産は、すでに1500兆円を越えているのだ。

まだ、間に合う! 今こそ日本が変革に着手すべき時だ。いかに?
グローバル・ビジネスの場は、多様な価値観を持った個々人が、自身のエゴをぶつけ合う戦場である。いかに自国の利益、自身の信念を優先させるか競い合っているのだ。この基本的な枠組みで世界をとらえ、グローバル感覚を研ぎ澄ませることが、今すべての日本人に不可欠となった。ゆえに私は、骨太のグローバル人材教育に取り組むことにした。また、日本は、過去に積み上げた富を守ることが急務である。世界的なレベルで資産運用を習得すれば、
日本人は、その勤勉さにみあった豊かな人生を手にいれるであろう。資産運用の本質は、世界のマネー・フローを認識することにある。従って、その理解の高まりは、グローバル人材の一つの武器となる。

日本人には底知れぬパワーがある。今こそが日本再興のチャンスだ。他人に責任を転嫁し続けてどうなるのか?
自分でコントロールできるのは自分自身だ。個々人が、侍spiritを持って、最初の第一歩を踏み出すだけでよい。
グローバル社会でも、資産運用でも共通しているのは、「リスクをとってこそ初めてリターンを獲得できる」ことである。われわれ日本人が自己変革を起こすべき時だ。私もその一員として参画していく覚悟だ。それが会社設立の思いであり、趣旨である。

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