ご挨拶

いま日本人の多くは、将来につき漠然とした不安を抱えているのではないでしょうか?
私は、とても正しい直観だと思います。

たまに、「贅沢は言わない、今の生活で十分」そんな声も耳にします。しかし、それは当たり前。堅実に蓄積してきた個人金融資産は過去最高の1800兆円におよびます。物価は継続的なデフレにより大変低い水準に下落しました。従ってストックベースで考えれば、現状に満足と感じる人がいてもまったく不思議ではありません。ただ、このそこそこの平穏すら続かないであろう将来が危惧されるのです。

あなたがいま足元だけを見て安心するのか?それとも、想像力を働かせて先を考え抜き、自己を変革するのか?

われわれはいま、大きな働き方(生き方)の転換期にいます。

高度成長期は、忍耐強く真面目にコツコツ働けば必ず報われる・・・そう信じられる時代でした。特に私は、日本企業に20年勤め、育ててもらった恩義を強く感じているので、いまでも「愚直」という言葉をとても好んでいます。

しかし、次世代人財はかような日本的価値観だけでは生きていけない。
日本の人口が減少するなか、世界の人々と協働していかなければ、日本の成長は担保されません。しかも、世界との距離が急速に縮小する中、海外勤務者のみならず、日本で働く日本人も自己変革を迫られるようになりました。だからこそ国を挙げて、企業をあげて「グローバル化」が叫ばれているのだと思います。

それでは次世代に活躍するグローバル人財の本質は何か?

私は、海外に三度駐在し、また出張で世界中を飛び回ってきました。さらにはグローバル企業でアジア・パシフィック経営会議のメンバーにもなりました。グローバルビジネスの最前線で目の当たりにした「世界で活躍する人財」は、従来の日本人像とはだいぶかい離があることに気づかされました。

リアルな現場体験に基づく私のグローバル人財の定義は、「異なる価値観を持つ人財と協働し、シナジー(相乗)効果を生むことで、より大きな実績を創出する人財」です。

外国人に限らない。本来、日本人だって一人ひとりみな個性豊かなはずです。これからはその異なる差異にこそ価値を見出して活用していく意識が必要な時代なのです。異なる価値観に素直に目を向けてそこから新しい発展のヒントを得る。そうすれば、個々人がより自分らしく生きやすくなるのではないでしょうか。まさに真のdiversity!グローバル企業では多くの成功体験を得ることができたからこそ、その意義が腹に落ちました。

目の前の現状に甘んじることをせず、いま思い悩んでいるあなたこそ、より大きな爆発的成長ポテンシャルを有しています。気軽に人財アジアの門をたたいてください。そしてあなたの新しい未来を開いてください。
“次世代おける個人の市場価値”
          = スキル × 経験・実績 × 変革心 × 気合い
岡村 進
代表取締役社長
株式会社 人財アジア

代表者プロフィール

岡村 進 Susumu Okamura

1985年、東京大学法学部卒業。同年第一生命保険入社、20年間勤務。
その間、国内外与信審査部、シティバンク米国本店審査部トレーニー、人事、企画部、外国為替投資課長、米国運用子会社DIAM USA社長兼CEOなどを経験。通算3度米国ニューヨークに勤務。
2005年、欧州系運用会社UBSグローバル・アセット・マネジメント入社。2008年より代表取締役社長(11年まで運用本部長兼務)、アジアパシフィック経営会議メンバー。
三菱商事UBSリアルティ非常勤取締役、投資信託協会理事を歴任。
13年7月1日株式会社人財アジア設立、代表取締役社長に就任。
米国コロンビア大学経営学修士。米国公認会計士、日本証券アナリスト、宅地建物取引主任等。